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【JGC修行】JAL 釜山発券 日本行き 運賃とFLY ON ポイント単価

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JAL JGC修行の場合、回数(50回搭乗)で達成するかFLY ON ポイント(50,000FLY ONポイント)で達成するかのどちらを選択するかによって、ゴールまでの戦略も変わってきます。

今回は回数修行派、FOP修行派どちらにもオススメする 釜山発 日本各地行き の運賃とFLY ON ポイント単価(=FOP単価)の一覧と、私が考える釜山発券のメリットとデメリットをまとめてみました。

結論を先に言いますと、FOP単価を計算すると最安値運賃が必ずしもFOP単価も最安値とは限らないという点が釜山発券の注意点かつ特徴になります。

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JAL 釜山発券のメリットとデメリット

メリット

・日本発券と比較してエコノミークラスの航空券が安い!
 ⇒LCCとの競争に加え、韓国国内から見たら海外の航空会社内の1社に過ぎないので、
  釜山発券だと大韓航空よりも安価な価格設定になっています。

・Sクラス以上は事前購入期限が無いので間際でも空席さえあれば安価に購入可能

・Qクラス以上は発券後でも変更ができる(一部予約クラスは変更手数料が必要)

・Sクラス以上は有効期限が長い。また最低滞在日数も無し。

・東京行きの運賃に往復10万ウォン追加で東京発着の日本国内線を追加することができる。
 ⇒那覇、宮古、石垣など長距離路線を追加すると非常にお得!

・ソウル発の運賃を結合可能なので釜山発→ソウル着、ソウル発→釜山着も可能。

・海外発券スタート時のポジショニングがとっても楽で費用も安価。
 海外発券初心者には一番オススメ。
 ⇒日本各地からLCCも就航していますし、なんなら福岡から船という選択肢も。
  釜山発券のスタートおよびクローズに掛かる費用も安く日程も週末2日で楽勝。

デメリット

・釜山発券のスタートとクローズにそれぞれ片道航空券の手配が必要。
 ⇒ただメリットにも書いた通り選択肢は多数ありコストも安価ではあります。

・東京→釜山のスケジュール都合で当日中に帰国することができない。
 ⇒これはJALの釜山発券を繰り返しループする場合の話しですが、
  スケジュールだけ見ると東京午前発→釜山午後発で同一機材折り返しも、
  行けそうな感じですが、釜山での最低乗継時間(ミニマムコネクティングタイム)を、
  ショートするので表向きはNGなので、日帰りができず釜山で1泊が必要になります。
  仮に同日乗継をやるとしても最低乗継時間をショートしているので、
  乗り継げなかったとしても航空会社からのケアは期待できず自己責任になります。

・Qクラス以下の運賃は適用できる釜山出発日と東京出発日が決まっており、
 ピーク期は搭乗不可日として除外されている。
 ⇒発券した後に変更する場合には注意が必要。

・JAL日本サイトでは海外発のチケットが取れないので、手配にはひと手間必要になる。

JALの場合は、日本国内線は国際線のマイル積算率に関係無く一律100%積算となるので、単純に安い運賃で日本国内線の長距離路線を含めて発券することでFOP単価を低く抑えられます。

また、日本国内線を含めた状態で、Lクラス以下で取れれば1区間(1レグ)あたりの単価が1万円を切りますので、回数修行に組み込むのも良いかと思います。

JAL 釜山発券の運賃とFOP単価

釜山発 東京行き

さて、本題の 釜山発 東京行き の運賃とFLY ON ポイント単価(FOP単価)を下記の表にまとめてみました。金額は全て2020年1月9日現在のものになります。

東京行きだと最安値運賃はエコノミークラスの予約クラスQですが、FOP単価の最安値はエコノミークラスの予約クラスSとなり、この場合FOP単価15.56円になります。

流石にこのFOP単価、レグ単価だとJGC修行に使うには高すぎますね。。。

最安値の予約クラスQよりも、ひとつ上の予約クラスSの方がFOP単価が安いのは、マイル積算率の違いよりも搭乗ボーナス400ポイントの有無が大きく影響しています。

続いて、本命の日本国内線を追加した場合のFOP単価をご紹介しましょう。

釜山発 大阪行き

別記事のクアラルンプール発券の場合は、大阪行きと福岡行きは東京行きと同運賃(追加代金なし)で利用できたのですが、釜山発券の場合は東京行きの運賃に往復10万ウォン追加となってしまいますので、FOP修行として考えるのであれば大阪を選ぶメリットは無いかなというのが印象です。

*下記表の諸税は東京で途中降機(24時間以上の滞在)した場合で計算しています。 また国際線の予約クラスによって日本の消費税額が変わりますので、概算としてご覧いただければと思います。乗り継ぎ(24時間以内の滞在)にすれば日本の消費税は掛からないので少し諸税安くなります。

予約クラスQのFOP単価が国内線を含めることで劇的に改善されましたが、それでも大阪くらいの短距離路線だとひとつ上の予約クラスSの方がFOP単価は安くなります。

ただFOP単価最安値でも10.45円はまだまだ高いですね、、、レグ単価は1万円切るので回数修行なら使えるかもしれません。

釜山発 福岡行き

福岡行きの場合も上の大阪行きと同様に、別記事でご紹介のクアラルンプール発券では東京行きと同額だったものが、釜山発券の場合は東京行きの運賃に往復10万ウォン追加となってしまいます。

*下記表の諸税は東京で途中降機(24時間以上の滞在)した場合で計算しています。また国際線の予約クラスによって日本の消費税額が変わりますので、概算としてご覧いただければと思います。乗り継ぎ(24時間以内の滞在)にすれば日本の消費税は掛からないので少し諸税安くなります。

FOP単価ですが、こちらも大阪行き同様に国内線を含めることで予約クラスQのFOP単価が劇的に改善されましたが、FOP単価最安値はひとつ上の予約クラスSになっています。

福岡往復を追加することで、エコノミークラスの予約クラスSがFOP単価7.93円と、やっとまずまずの数字が出てきました。毎回同じ行先で飽きた時に福岡を選んでみるのは良いかもしれませんね。

釜山発 沖縄(那覇)行き

さて、ここからがメインの東京発 長距離国内線を含めた場合のFOP単価になります。

まずはド定番の沖縄(那覇)行きです。

*下記表の諸税は東京で途中降機(24時間以上の滞在)した場合で計算しています。また国際線の予約クラスによって日本の消費税額が変わりますので、概算としてご覧いただければと思います。乗り継ぎ(24時間以内の滞在)にすれば日本の消費税は掛からないので少し諸税安くなります。

ようやくFOP単価6円を切る金額が出てきました!!
この単価ならメインの修行ルートとしても十分なスペックだと思います!

ちなみに沖縄(那覇)行きでも、運賃の最安値はエコノミクラスの予約クラスQですが、FOP単価最安値は予約クラスSのFOP単価5.97円となっています。

計算はしていませんが、もし当日アップグレードで国内線をクラスJ、ファーストクラスにアップグレードできれば、更にFOP単価が安くなると思います。

釜山発 石垣行き

最後に東京発着の国内線で最長路線である石垣行きの運賃とFOP単価になります。

*下記表の諸税は東京で途中降機(24時間以上の滞在)した場合で計算しています。また国際線の予約クラスによって日本の消費税額が変わりますので、概算としてご覧いただければと思います。乗り継ぎ(24時間以内の滞在)にすれば日本の消費税は掛からないので少し諸税安くなります。

エコノミークラスの予約クラスQ~Mであれば、全てFOP単価6円を切る金額になりました。


石垣行きでも、やはり運賃の最安値はエコノミクラスの予約クラスQですが、FOP単価最安値は予約クラスSのFOP単価5.19円となります。
※2020年5月発券だとFOP単価5円を切ってます!

このリストの諸税は途中降機扱いにして調べてますので、東京での乗り継ぎ時間を往復とも24時間以内にして、更に羽田=石垣をクラスJに当日アップグレードができれば、FOP単価5円を切り4円台にすることができるかもしれません!

JAL 釜山発券 日本行きの場合、運賃の最安値はエコノミークラスの予約クラスQですが、FOP単価で見ると予約クラスSが一番FOP単価が安いという結果になりました。(本当は予約クラスOが最安値運賃なのですが、調べ方が悪いのか金額が出せなかったので割愛してます、、、)

JALのサイトで購入しようとすると、自動的にその時点での運賃最安値となる予約クラスで出てきてしまい、予約クラスを任意選択して発券することができない仕様になっています。
その為、予約クラスSを指定で購入するには、予約デスクに電話して購入するか、有楽町のJALプラザに出向いて購入する必要がありそうです。

スケジュール上どうしても釜山1泊はどうしても必要になるので、その分の宿泊費用は別で掛かってきますが、釜山なら安宿もいろいろありますし、何なら安定の東横インも釜山に数件ありますから、宿泊費用を加味しても結構お得だと思います!

また、平日なかなか休みが取れない社畜の方でも、例えば土曜日の午前or午後の成田発で釜山入り、翌日曜日の朝発で成田に向かい、その足で羽田に移動後、羽田=那覇or石垣を1往復、以降繰り返しで有休を取らずとも週末2日間で修行ができるのもメリットですね!!